U氏とG氏による「アイドルビデオ鑑賞会」。もはや最近は、このメンバーだとアイドル全般というより、AKB特化の傾向。なので正確には「AKBSKE鑑賞会」ということで。


上野動物園

集合は12時半に上野動物園表門。なぜかというと、動物園に行くから。ということで、1次会として「動物園」へ入園。G氏の「雨予報だったのに持ちましたね」に「♪キリンもライオンもチンパンジーも〜」とU氏。「やっぱ『雨』かい!」

檻の中の動物を指差し、G氏「これ、強いですか?」。U氏「そりゃ強いですよ〜」と幼稚園児のような会話しつつ、2時間近くかけて園内全体を回る。園内を走る電車に乗ったのと、ゴリラの後姿が面白かったです。


■鑑賞会パセラ上野

で、本番の鑑賞会。以下の5作品を4時間かけて鑑賞。

 1.「すイエんサー」(お目当て:宮崎美穂藤江れいな)
 2.「AKB48+10!」(お目当て:SKE48)
 3.「強き者よ」付属DVD(お目当て:SKEvsAKBガチンコバトル)
 4.「K4th.公演 最終ベルが鳴る」(お目当て:ボーイフレンドの作り方)
 5.「神テレビシーズン2」vol.4&5(お目当て:らぶたん


■「すイエんサー

宮崎美穂藤江れいな佐藤亜美菜の回。初見。もともとNHKで、しかも芸人が司会ということで、それだけで敬遠。今回、無理やり見せられたわけですが、見てみたら面白い。大島麻衣と芸人のスタジオ部分をカットして、AKBメンバーのロケのところだけを抽出して見るなら、すごく面白そう。ということで、これまでのロケ部分のみを編集して、次回鑑賞会でまとめて見ましょう(笑)。


■「AKB48+10!」

SKEがゲスト出演する回。初見。SKEについて、松井珠理奈松井玲奈と高井つき奈と矢神久美の4人以外区別がつかないG氏に、メンバーを少しでも覚えるようにU氏が準備したDVD。高田志織の自己紹介「高田高田高田〜」のところで、G氏「あ〜!これかぁ!」と絶叫。

「実は、某Sさんと、数日前にちょっとメーン日記のネタとして某ドラフト会議をやってて、そこでわたしが高田理穂を指名したんですが、これにSさんから『高田高田高田〜♪』と返されて。そのときは全くネタ元がわからなかったんですが、この高田のネタだったんです! いま分かりました」と興奮ぎみに。


■「強き者よ」付属DVD

「SKEvsAKBガチンコバトル」をみる。初見。先輩にも遠慮ナシで果敢に挑んでいく松井珠のがんばりが良かったです。あとは、指原の態度が気になりましたが、これはまとめて後述。


■「K4th.公演」DVD

ボーイフレンドの作り方」が大好きなG氏。「なんで、今年のAXでこの曲、ランクインしなかったんですか? 曲の構成とか、コーラス・セリフとか、メロディとか、もう最高じゃないですか」

1番印象に残ったのは、「支え」の間奏部、1人ずつ名前を言ってくところで「奥真奈美!」っていって手を振る奥の二の腕。最も好きな感じ二の腕だったので。ピュアピュアで見たのが小6のときだったので、奥を見たのはそれ以来。

でも、こういうMCカットのDVDはいいですね。MCで、アイドルの「よけいな姿」「素」を見なくてすむので、「こんな子だったんだ〜」と失望して嫌いになるってことが無い。一方U氏はMC必要派。「素」「よけいな姿」をきっかけに、「こんな子なんだ〜」と、好きになる。まさに正反対な2人。


■「神テレビ」

Bがアニメを作る回。初見。ここでも指原が気になる。みんなが、がんばってアニメの絵を描いてるのに、アイス食べてサボって、で、それを指摘されると今度は逆切れ。

また、さっき見たSKEとの対戦でも、指原はAKBチームの大将として対決に出場するも、あっさり負けて、しかも負けたことをメンバーに指摘されると、ここでも開き直る。

そうえいば、先週のバンジージャンプは、みんなが怖いを我慢して飛んだのに、ひとりだけ飛べなかったのもこの子。なのに、スタジオで、飛べなかったことを指摘されると、例によって、また開き直ってました。

求められるキャラを「演じている」のか、それとも「素」なのか分かりませんが、どう考えてもこういうのは本人にとってマイナスにこそなれ、プラスにはなりようがないのではないでしょうか。


■2次会「カラオケ

ということで、例によって次はカラオケ。G氏は、今1番好きな曲、渡り廊下走り隊の「やる気花火」と、これまで歌ったことがなく、歌いたいと思ってたガーディアンズ4School Days」を歌って満足。

また、G氏が半分冗談に「そうそう、アイドリングの『無条件☆幸福』聴きたいんで、歌ってください」と言ったら、なんとすでにU氏は予約してて、ちょうど「無条件〜」のイントロが流れるという(笑)。これには「なんて偶然!」とお互いビックリ。


■本屋さん

例によってG氏が「ピ○レモ○」を購入する。G氏「残部20。ニコラが5、ハナチューラブベがそれぞれ10」と目算。「檸檬売れ残りすぎ。比べてやっぱりニコラ売れてますね」と溜め息。U氏はラブベリー見て「あっ、今月も朝日奈央だ」。実はU氏、モデル事情につき、G氏より詳しい!?


■3次会「てんやでアイドル論」

例によって秋葉原まで歩き、いつもの「てんや」で夕食をたべつつ、今日の鑑賞会の感想を言い合いながら、アイドル話。


AKBファンになったきっかけは小野

小野恵令奈にドキドキするんです」「あぁ、恋ですね☆」「いや、好きとかそういんじゃなくって、その発言とか振る舞いに」「へぇ。それはなんで?」「あのね、小野って、いつも『面白いこと言おう』って、すごい必死じゃないですか。で、たぶん収録前に自分で台本みたいにして今日は『こういうこと言おう』『こうボケよう』って考えて。クイズとかだと、みえみえのわざとらしい間違え方で、笑いを取ろう取ろうて。とにかく、その発言・行動、全てが計算なんですよね」「そ〜か〜??」「はい。話題振られたときのコメント、最近の『週刊〜』の学力テスト企画の答え方とか計算そのまま。たった1コですが、使われたから良かったようなものの。あとは・・・今週だと、将棋の時の『語尾』とか。で、そうやって、いっしょうけんめい考えて考えて、それで結果、あんまり面白くない」「ハハハ」「とにかく、そういう姿が愛しいんですね」「ふーん」「今日は、つまんないこと言わないかな、ちゃんとした発言できるかなって、いつもドキドキ・・・そう、見守る感じです。まあ、もともと小野からAKBファンになったんですが、やっぱり今も1番気になる存在ですね」「それ、やっぱり、恋ですよ」


■握手会

お金使って、時間使って、熱心に応援して「やってる」ファンが、どうして待たされて並ばされて会いに行かなくてはならないのか。●月●日の○○時に集合。日時を指定され、言われるがままに、所定の商品を買い、握手「させていただく」ために行く。完全にアイドル上位の関係。

「宗教の教祖が、お布施すればおまえを祈ってやる」の関係みたい。まあ、所詮アイドルなんて宗教だし、アイドル自身が教祖であると言われればそれまでですが。

ということで、握手会とかイベントにつき、こういう関係が理解できないし、無駄だと思うし、くだらないと思うからこその否定派なんですが、そもそもこの辺りは価値観の違いであり、どっちが正しいとか間違ってるとか、そういう問題ではなく。よって、現場派U氏との議論も、いつも必ず平行線なのでありました。


■それにしても

応援の立場が「現場」vs「非現場」で正反対な上、「U氏の1番好きな子」を「G氏が1番嫌い」と、お互いの好みのアイドルのタイプも正反対。にもかかわらず、そんな両者による鑑賞会が5年以上も続いているのが面白いです。