郷愁を捨てて

「昔のプチは可愛かった」「昔のプチはレベルが高かった」。実はかつて、ファンサイトで掲示板を運営してたことがあり、高校生・大学生になった当時の常連さんたちから、ときどき「おひさしぶりです」とメールが届きます。


で、揃ってメールに書かれてるのが冒頭の一文。いったん購読をやめ、それでもうちの日記は見てる、もしくは、ひさしぶりにファンサイトを覗いてみた。とにかく、過去を知る人が現在と比較し、「久しぶりに本誌を見てみましたが」に続く常套句。もちろん、ずっと定点観測を続ける、いわゆる「専門家」の人も、そう考える人が多いようです。


「ヒポエンのころが最強でした」「あーりえころ時代が一番です」「ゆっきぃ&ふっきぃのファンでした」「当然に姫&玉子です」


でも、ホントにそうでしょうか。今のほうがレベルが高いのではないでしょうか。16期は、現エース&男性向け2人。17期は最高の素材の関西人に完成度の静岡人。18期は言うまでもなく過去最高レベル。これらに加え、現役アイドルがいて、世代トップの美人ポッシーがいて。どう考えても、過去と比べ劣るわけがありません。


もちろん、時代時代に「思い入れ」があるのはわかります。好きだった子が卒業したから、読者をやめる。気持ちはわかります。でも、そのせいで、特定のモデルに縛られるせいで、現在を正当に、客観的に評価できないのは、もったいないことです。


そこでいつも言ってるように、「飽きたら推しを変える」「推しが卒業・引退したら、スパッと切り替え、新しく推しを作る」。大事なのは「現在」であり、大事にすべきは「現役」なのです。