小公女まーけ
壁 「ねぇ」
貝 「はい」
壁 「屈辱?」
貝 「いえ。これが、まーけの仕事ですから」
壁 「へぇ〜。新潟のプリンセスも、お金がなくなれば、ただのピ千モ。ううん、ただのピ千モ以下ね」
貝 「・・・」
壁 「ふふふ。あー、聞いたのよ。なんで、あなたがオーディションに受かったのか。なんで、あなたが『ミルパパ』に主演できたのか」
貝 「えっ?」
壁 「ピ千レって、いま苦しいんですって。部数が堕ちて、広告も減って。そこへあなたが現れた。新潟の大金持ちのね。もちろん、多額の寄付金を持って。だからなのよ。それだけ」
貝 「・・・」
壁 「だから、あなたのパパが亡くなったら、もうあなたには何の価値もないのよ。わかる?」
貝 「そ・・・そんな」
壁 「まあ、おバカな、さ●りぃとか、一部のピ千モには、まだあなたは人気あるみたいだけど。そんなの同情よね。違う?」
(間)
貝 「確かに、あーちゃんの言う通りかも知れません。私の父がお金を持っていたから、まーけはオーディションに受かった。でも、だからといって、それでまーけの価値がなくなるとか、そういうことはないと思うの」
(バシッ)〜ひっぱたく〜
壁 「ばかばかしい。認めなさいよ。お金のなくなったあなたなんて、何の価値もないわ!」